月別アーカイブ:2016年10月

ご自身の親知らずについてご存知ですか?

こんにちは!歯科衛生士の永田です(^○^)

 

運動会の季節ですね♪ うちの子供達の運動会も連休中にありました

運動会といえば、子供の活躍よりも、ビデオ撮影ですよね!!(笑)

私は、夫に朝から並んでもらって二列目を確保し、
脚立も持参して準備バッチリだったのですが、

いざ運動会が始まると、まず子供がどこにいるのかわからず((((;゜Д゜)))))
やっと見つけても画面がブレまくり、、、
「どこ~?どれか全然わからん!」と私の声が入りまくりで、

 

運動会は二回目でしたが、
ビデオ撮影はまたもや惨敗に終わり_| ̄|〇
来年こそはベストコンディションで挑みたい!o( `ω´ )o と、
早くも来年に向けてのイメージトレーニングをしています(-.-)

 

―――さて、話は変わりますが、

 皆様、親知らずが途中まで生えたまま放置していませんか?
そのまま放置していると、中に食べカスがどんどん詰まっていき、虫歯になったり、
歯茎が腫れて激しい痛みが出る恐れがあります。

 

親知らずを抜いた方が良い場合

・親知らず自体または、手前の歯が虫歯になってしまった
・横向きに埋まっていて、手前の歯に障害を及ぼしている
・いつも食べ物がつまる、歯肉の腫れ、痛みを繰り返している
・骨の中に完全に埋まっているが、X線写真で袋のようなものが見える(嚢胞)

 

親知らずを抜かなくても良い場合

・親知らずが上手にきちんと生え、かみあっている
・顎の骨の中に埋まっていて、問題が無い
・入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要
・親知らずを移植する
・矯正治療で親知らずを正しい位置に動かすことが出来る

 

抜歯のリスク

術後の腫れ
歯を抜いた後に起こる一般的な反応として、腫れることがあります。
個人差がありますが、2日~2週間程度腫れることもあります。

・簡単に抜けない
親知らずは骨の中にもぐりこんでいたり、口の中の奥にあるために、器具が入らず、
一般的な歯よりも抜きづらいため、時間がかかったり、
一回で抜くことが出来ない場合があります。

・ドライソケット
抜歯後、傷口がなかなか塞がらずに痛みが長引くことがあります。
これは骨密度や場所の影響で、歯茎に覆われるはずの抜歯後の穴が塞がらずに、
骨の一部が露出した状態が長引いてしまうことがあるためです。

・顎周辺の麻痺
下の顎の骨の中に親知らずが潜り込んでいるような親知らずは、すぐそばを走る神経に接触している場合があります。
このため親知らずをを抜いた後で、唇などにしびれた感じが残ることもあります。この場合、短期間で元に戻ることもあれば、長期間経過観察となることもあります。

・上顎洞の感染
上の親知らずを抜いた後で、鼻とつながりのある「上顎洞」と呼ばれる空間が、
口の中とも繋がり、感染を起こすことがあります。

 

~~~~~~~~ まとめ ~~~~~~~~~~~~~~~~~

 上記のように、親知らずの抜歯はリスクを伴う重大な手術です
まず、レントゲン写真を撮影し、抜歯可能かどうか先生に判断していただいてからになります。

 難しい場合は、口腔外科の病院に紹介する場合もあります。

 手前の歯も虫歯になって共倒れになる前に、一度相談された方が良いと思うので、
ご自身の親知らずがどんな状態か頭に入れておいて、

 ・置いておきたい場合は、虫歯治療や歯磨きの仕方を徹底
 ・抜歯希望でしたら、抜歯にむけて確認

など、今後の計画を立てておきましょう

 

 
            * 歯科衛生士 永田 *

☆神戸市 須磨区 名谷 北落合 山本歯科医院☆