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誤嚥性肺炎の怖さ。。。

こんにちは!歯科衛生士の石塚です(^^)
みなさんは、年末年始をどのように過ごされましたか☆?

私は、今年も生田神社と地元の神社に行って来ました!
地元の神社には毎年家族で行くのですが、山の上にあるので
犬と人間の運動がてらに、途中で車を止めて歩くのが毎年恒例になっています(笑)

そして、元気が有り余っている甥っ子と姪っ子がいたので、
少し休憩してから、前から気になっていた最近できた公園に行ってきました(*^_^*)

その名も”みきっこらんど”
三木市の三木山総合公園にあります☆


写真には写っていないのですが、なが~いローラー滑り台が2種類あったり、
ターザンロープもあったり、子供だけでなく大人のための健康遊具もありましたよ!!(9種類)

 小さい子供も遊べるキッズ広場もあり、ひたすらそこのエリアで一緒になって遊んでました☆

楽しすぎたみたいで、「まだ帰らない!!まだ遊ぶ!!」となかなか帰ろうとせず、
大人は疲れと寒さで限界でした。(笑)

なが~い滑り台は、甥っ子達は1人で滑ることができないので一緒に滑りましたが、
まあ、お尻の痛いこと。。。。数日はお尻やられてしまいました(>_<)
分かってらっしゃるお父さんやお母さん方は、プラスチック?のシートを持参していましたので
必ず持っていくことをおすすめします(+o+)

こんなに大きい公園なのに、駐車場も入場料もなく全て無料で遊べます!!!
すごく楽しい公園なので石塚おすすめです♡♡


さて、話はがらりと変わってしまうのですが、1月は阪神淡路大震災があった月になります。
この震災でたくさんの方が亡くなりました。

この震災での震災関連死で最も多かったのが、誤嚥性肺炎になります。
災害から避難することができても、避難所などで歯みがきや入れ歯の清掃などの
口腔ケアが十分にできない場合、口腔衛生状態の悪化から
身体全体に悪影響が及ぶ場合があります。特に危険な病気が嚥性肺炎です。

日本の死因第3位が肺炎で、高齢になるほど肺炎で亡くなる方が多いです。
  その肺炎の多くが誤嚥性肺炎だといわれています。


今回は、そんな誤嚥性肺炎について少しお話しさせていただきます!!

誤嚥性肺炎て?
誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが食道に入らず気管に入ってしまうことをいいます。
その食物や唾液に含まれた細菌が気管から肺に入り込むことで起こるのが誤嚥性肺炎です。

誤嚥性肺炎の原因
誤嚥性肺炎の発生原因は、大きく2つに分けられます。
食べ物や細菌を含む唾液や分泌物の誤嚥
    →食事中や嘔吐時に誤嚥した食べ物や、唾液などに含まれていた細菌が
      気管や気管支に入りこみ、肺が炎症を起こします。高齢者の場合は、
      口の中の残留物や唾液が少しずつ誤嚥されていることがあります。

胃の内容物の逆流
    →胃の内容物と一緒に胃液が食道を逆流することで発症します。
      胃の内容物に含まれている酸や消化液が気道の粘膜を損傷することが原因です。

             胃に穴を開けて直接栄養を入れる胃ろうを増設している場合、
             胃に入れた栄養剤が逆流することで、誤嚥してしまうケースもあります。

これらの原因に免疫力の低下などが重なると、
誤嚥性肺炎を発症するリスクが高まるので注意が必要です×××

誤嚥性肺炎の予防方法 
口腔ケア
口腔内に歯垢や食べカスが残った状態のままだと、それが誤嚥性肺炎に繋がります。
また、入れ歯の汚れも誤嚥性肺炎に繋がります。


口腔は肺や胃腸の入り口です。適度な湿度と温度が保たれている口腔内は
細菌にとって居心地よく、歯磨きやうがいを怠るとすぐに細菌が繁殖します。
そのため歯磨きをしっかり行ない、口のなかの細菌を繁殖させないこと、
そして肺へ運び入れないことが大切になってきます!!

ちなみに入れ歯は、入れ歯洗浄剤を定期的に使用するといいですよ

嚥下体操
嚥下とは「飲み込み」のことをいいます。
嚥下は舌やお口の周り、首などの筋肉を使って、食べ物や飲み物を喉の方へ送り込み
喉を通過した食べ物を食道へ送り込む一連の動作をします。

嚥下体操は、そのために必要な体操なのです!!
ですので、嚥下機能を鍛えるための体操をしましょう

嚥下体操は食事前にされるといいですよ(^O^)/
お年寄りの方と一緒に住まれている方や嚥下が少し弱ってきている方は
試してみてください!!!

 

    ♪♪歯科衛生士 石塚♪♪

 

☆神戸市 須磨区 北落合 名谷 山本歯科医院☆