こんにちは!
大晦日が近づいてきましたね。
大掃除やお正月の準備は順調に進んでいますか・・・!?
さて、皆様は、知覚過敏という言葉をお聞きしたことが
ありますよね・・・!?
知覚過敏とは、虫歯でもないのに冷たいものを口にした時、歯磨きをした時、
歯に風が当たったりした時、そして歯周病により歯茎が下がることによって、
「キーン」と一時的に歯がしみる症状のことを言います。
そして、知覚過敏は何らかの原因で歯の表面部分であるエナメル質
というものが傷つき削れ、内側の象牙質が露出することでおこります。
その原因として考えられるのが、まずはブラッシング。
毛先の硬い歯ブラシでゴシゴシ力任せに磨いていると日々の積み重ねにより
歯の表面が傷つき削られてしまいます。。。
次に歯磨き粉です。歯磨き粉には歯の表面を綺麗にする「研磨剤」が含まれています。
長期間、たくさん歯磨き粉をつけて磨いていると歯の表面を
傷つけてしまうことがあります。。。
後は歯ぎしりや食いしばりも関係があります。
歯ぎしりは、直接歯のエナメル質同士をこすり合わせるため、
その結果、歯の表面が削れたり割れたりする原因となります。
食いしばりは、噛みしめるため歯に大きな力を加えてしまい、
歯と歯茎の境目が欠けてしまいます。
このようなことが知覚過敏の原因となりますので、
日頃から歯磨きの際などは気をつけてください!!
予防方法としては、
*力強く歯磨きをしてしまう方は、歯ブラシの硬さを少しやわらかめにする。
*歯磨き粉の量を減らす。(歯ブラシを横から見た時の毛先3分の1~半分くらい)
または、知覚過敏用の歯磨き粉(シュミテクトなど)や
研磨剤の含まれていない歯磨き粉を使用する。
*酸が入っている飲食物に注意(スポーツ飲料、炭酸飲料、ワイン)する。
酸が入っている飲食物は硬いエナメル質をやわらかくする性質あります。
*歯ぎしりや食いしばりのある方はマウスピースで予防をする。
知覚過敏についてお話してきましたが、「歯がしみる=知覚過敏」と
自己判断で思っていても虫歯、歯周病の可能性も考えられるので
歯がしみるなどの症状が出た場合には早めにかかりつけの
歯科医院を受診するようにしましょう!
それでは、皆様もどうぞよいお年をお迎え下さい。
☆神戸市 須磨区 名谷 北落合 山本歯科医院 山本貴史☆