こんにちは!(^^)!
寒い日が続き、まだまだインフルエンザや
風邪に注意が必要ですね。
今回は少し難しいお話です。
顎関節(がくかんせつ)症について紹介します。
顎関節症は特に10代半ばから増え始め20~30代でピークになり、
その中でも女性の方によく見られます。
そこで、みなさんは「あごが痛い」「口の開け閉めのときに音がなる」
「口が開けづらい」といった症状になったことはありませんか(>_<)?
これらの症状がみられるときはあごの関節部分周辺に何らかの
異常がある可能性が高く、この症状の総称のことを顎関節症といいます。
ちなみに、顎関節とは耳の前にあります。
顎関節症は関節円板というクッションが前にずれることで音が鳴り、
もっと大きくずれると口が開かなくなってしまいます。。
主な症状としては、、、、
①顎関節、こめかみの痛み
口の開け閉め、食べ物を噛むとき、あごを動かしたときに痛む。
②口が開けれない
正常な人は指が縦に3本分入りますがそれが入らない。
顎関節の異常で口が大きく開けれない場合や、あごを動かすと痛いので
無意識に動きを抑えてしまっている場合などがあります。
③音がする
あごを動かすと耳の前あたりで「カクカク」音がする。
この3つが主な症状としてみられますが、その他にも肩こりや偏頭痛など
全身のさまざまな部分に症状がでる場合もあり、それはさまざまな原因によって起こります。
例えば、その原因の1つとして生活習慣と関係があることがあります。
食いしばりや歯ぎしりは、仕事などに集中していると行っていたり、
寝ているときにもおこります。
その他に、噛み癖や、うつ伏せ寝、あごの下に電話を挟むなどです。
これらはあごや首に負担がかかってしまうことになります。
そこで、みなさんは次の中であてはまるものはありますか???
これらのことが顎関節症の原因の1つとして考えられるので、
こういった癖や症状がみられる場合、少し注意して生活してみてください!
また、あごが痛いときにすぐに自分自身でできる対処方法としては
患部を冷やさないようにあたためることです。
歯科医院では患者様の状態により
*食いしばりや歯ぎしりのある人にはマウスピースをつくる場合があります。
*噛み合わせ等に問題がある場合は、むし歯の治療をおこなったり
親知らずを抜いたり、入れ歯を作成したりする場合があります。
*痛みが強い場合には薬で炎症をおさえたりする場合もあります。
もし日常であごが痛いなど上記の症状がみられ、長いこと続くようであれば
一度かかりつけの歯科医院にみてもらうことをおすすめします。
☆ 神戸市 須磨区 名谷 北落合 山本歯科医院 山本貴史 ☆