はじめまして、歯科衛生士の永田です(^v^)
歯科衛生士の中神にかわり、山本歯科医院で働かせていただく事になりました☆
これから宜しくお願いいたします<(_ _)>
ここで、ちょっとだけ自己紹介を♪
わたしは新人ですが、まぁまぁ歳はいっておりまして…
5歳と3歳の娘がいます!
ですので、お母様方の歯ブラシの大変さは身にしみて実感しています!!!!!
もし歯磨きで困ったことがあれば、解決策を一緒に考えていきたいので、
ぜひ、なんでもご相談してくださいね(^○^)
ちなみに、娘2人にはこんな歯があります↓
真ん中から二番目の歯と、三番目の歯がくっついている『癒合歯(ゆごうし)』です!
皆さん聞いたことはございますか?
(1)癒合歯とは
何らかの理由で2本の歯がくっついて生えている状態のことを言います。
(2)癒合歯のリスク
①虫歯になりやすい
くっついている境目に食べカスや歯垢が溜まりやすいので、虫歯になるリスクが高いです。
②生え変わりが上手く行われない
癒合歯はグラグラ揺れてこないことがあり、永久歯の生え変わりが自然に行われません。
③あとの永久歯が存在しない場合がある
後から生えてくる永久歯の45%が存在しないという報告があり、将来的に歯並びや噛み合わせに影響する可能性があります。
(3)リスクへの対応
①歯磨きの仕方
磨き方は、くっついている境目の溝に歯ブラシの先を当てて、ほうきで掃くように磨くと良いでしょう。くっついているのでデンタルフロスは通りません!
②シーラント
境目の溝にシーラントでフタをし、虫歯を予防する事も出来ます。
③フッ素
年に2~3回は歯科医院でフッ素を塗り、ご自宅でもフッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう。フッ素を歯に取り入れることで、歯質の強化、再石灰化の促進、酸の抑制などの効果があります。
④レントゲンで確認
永久歯の生え変わりが開始する5~6歳頃にレントゲンを撮り、癒合歯の下に後から生えてくる永久歯があるかどうかを確認しても良いでしょう。
⑤抜歯
後から出てくる永久歯がすぐ近くまで生えてきていながらも吸収されない根っこがあることが分かれば、癒合歯は揺れてくる可能性は低く、自然に生え変わることは難しいという判断で抜歯が必要になります。
⑦永久歯がない場合(先天性欠如)
・乳歯を抜けるまで使う
→抜けてしまったら、ブリッジ、入れ歯、インプラントなど。
・早めに癒合歯を抜歯し、矯正治療へ
(4)わたしの体験談
子供の癒合歯がわかったときは、「何でうちの子がなるん~(;O;)」とショックを受けましたが、今では、日々の歯磨きで気にかけているうちに、
癒合歯が可愛く見えてきて、愛着が湧いてきています♡♡♡
それに、山本歯科でも癒合歯の患者様はたまーに、過剰歯の患者様はけっこう見かけるので、こんなにいるんだと驚きました\(◎o◎)/!
ですので、万が一永久歯の数が少ないことがわかっても、落胆する必要はないですよ♪
フッ素を塗ったり、先生に経過を確認してもらうことでリスクを回避する事が出来ます☆
年に2~3回は定期検診に来てくださいね(*^_^*)
*歯科衛生士 永田*
☆神戸市 須磨区 名谷 北落合 山本歯科医院☆